新堂本兄弟 Kinクロ「ガラスの十代」


「きくちP、図書委員に宣戦布告!!」という号外が深夜の渋谷駅前でバラ撒かれそうだった、昨夜の「新堂本兄弟」。


<リニューアル>最初の回、ファンの期待は「ネ申」と呼ばれるオリスタさんが掲載してくれた収録レポにあった「KinKi 愛の劇場」。おなじみKinKi Kidsによる茶番劇なのだけど、きくちPはその皆が待ちわびた部分をカケラも残さずバッサリと全カットという暴挙に出たのであーる。


いろいろ試行錯誤もあるのでしょうし、ゲストを立てた構成としてスルーしてやってもいい(←上から(笑))。
が、もうひとつのお楽しみだった、KinKi Kids+ももクロ=Kinクロによる光GENJIの「ガラスの十代」。これに関してはちょっと複雑な思いが。このリニューアルに際して、きくちPはテレビ誌のコラムにこんなことを書いている(あえて再掲)。
『2013年「堂本兄弟」は12周年を迎えます。今年はKinKi Kidsが魅せます』
<「音楽番組冬の時代」に中り、一番に考えた「歌手KinKi Kidsの再発見」。二人に熱い気持ちをぶつけて話し合って、これから毎週キンキも歌います。十代が知らない彼らの名曲達もゲストとたくさん生演奏します>


昨夜のKinクロコラボは確かに楽しかった。コーイチくんが言ったように、番組始まって以来初のちゃんとしたダンス。そして、来週も鈴木福くんとコラボで「硝子の少年」を歌い踊る。
いきなりのこの2本でリニューアルを飾るのは確かに華やかでいい。でも、これだけじゃ、「歌手KinKi Kidsの再発見」というより、「ジャニーズKinKi Kidsの再発見」なのだ。「LOVELOVEあいしてる」から今まで、「ジャニーズらしからぬ」アーティストとして彼らが目指した地点から、それは逆走することにならないか?
それが、ももクロとは歌い踊るけど、(例えば)玉置さんが来たら伴奏やコーラスだけじゃなく、ガッツリと見応えのあるコラボを披露してくれるとか、あくまでも「KinKi Kidsの芸の幅」を見せる演出ならばとても嬉しいのだけど。前回より大きなリニューアルとなるようなので、こちらも期待と不安が渦巻いております。


そしてその芸の一環として、KinKi Kidsの茶番劇もたまには入れて欲しいものだ。ちょっと前のエントリーに書いたように、過剰な「仲良し」演出はイヤだけど、今回カットされたのは、観覧レポを見るとすごく面白そうだったりするんだもの。即興で生み出される脱力なごみ系剛ワールドに見事な阿吽の呼吸で応えるコーイチ的反射神経という奇跡のコラボは、ゼヒ「未公開」で。お待ちしてます。


ところで、昨夜の放送と前後してTwitterにこんなハッシュタグ(お題)が。
「もしもKinKi Kidsがコンビニ店員だったら」
面白かったのでよろしかったら。←笑っていろんなことを忘れようとしている
http://togetter.com/li/465709