「新堂本兄弟」リニューアル


「新堂本兄弟」が変わりリつつある、らしい。
今日某TV誌のコラムできくちPがこれまでの番組の歴史を振り返りつつこんなコメントを。


<2013年『新堂本兄弟』は12周年を迎えます。今年は、歌手KinKi Kidsが魅せます>
(これまでも)多彩に極めて音楽的でしたが、「音楽番組冬の時代」に中り、一番に考えた「歌手KinKi Kidsの再発見」。2人に熱い気持ちをぶつけて話し合って、これから毎週キンキも歌います。十代が知らない彼らの名曲達もゲストとたくさん生演奏します。


昨日あった収録で、1本目は鈴木福くんと「硝子の少年」を、2本目はももクロと「ガラスの十代」を共演、KinKi Kidsのふたりも一緒に歌って踊ったとか。特にももクロとのコラボはかなりガッツリと、これまでにない踊りっぷりだったとかでTwitter上に観覧した方の興奮冷めやらぬ声が。
おまけに席替えもあったとかで、3月からはかなり大きなリニューアルが期待できそう。


具体的にどんな風に変わったのかは分からないけど、前回のリニューアル時から、コーイチくんの単独MC色が強くなって、ふたりのカラミが少なくなってしまっていた気がする。しっかり者で頭の回転速い名MCなんだけど、以前と比べて彼の天然で自由すぎるキャラを見る機会が少なくなった気がするし、それに加えてメンバーがトークに加わる機会が増えて、新鮮で面白い反面「KinKi Kidsのふたりの番組」色が弱くなってしまっていたように思う。そのへんが少し改善されているといいな。


でも今のむっさい男の部室のようなムードは好きだし(たかみなは女子マネ)、彼らの著しい図書委員化も嬉しくないわけではない。彼らのおかげで沢山「仲良しキッズ」を見せていただいているし。
しかーし、ここでフと我に返って思うことは、私たち「化け猫ちゃん」(コーイチ命名)たちは、果たしてそれで満足なのか?ということ。以前はトムさんがたまに振ってくれるくらいで、いわゆる「萌え」的なシーンは、番組内のふたりのMCによって自然に(もしくはふたりの意思によって)発生したものであった。が、今は場を盛り上げようとしてくれる番組側や西川くんや真治くんのご好意による「で、キンキはどうなの?」というフリからの、いわば「ヤラセ」的なものが激増している。むむ、これはちょっと問題じゃないのか?一緒にひゅーひゅー♡とか言ってるバアイじゃないんじゃないのか?
化け猫ちゃんが生きる糧としている「萌え」とは、やはりあくまで「天然モノ」であり、生簀で育った「養殖モノ」ではないのであーる。後者はあくまでも「ないよりマシ」的な、例えば冷凍食品的なものであるはずなのだ。ドンッ。
毎回刺激物が欲しいわけじゃない。皆さん長年鍛えた鋭い嗅覚でもって、会話の中にふたりの阿吽の呼吸とか、小さなシンクロとかを嗅ぎ取っては結構シアワセに発電していたりする。そう、期待するのは、KinKi Kidsが自然に絡めて自力で「萌え」を生み出して行き易い環境をつくっていただくこと、なのだ。きくちさん、どうぞよろしく♪


と、そんなことを思って荒い息をしていたら、コーイチくんが雑誌のインタビューで、
「今年はKinKi Kidsとしても音楽活動していきたいと思っているので楽しみにしててください」というコメント。しかもこれがSHOCK特集の記事の中でということで、嬉しさも期待度も大UP、そして「新堂本兄弟」のリニューアルでの「歌手KinKi Kids」の大プッシュを受けて、今年は彼らの歌声が沢山聴ける年になりそうな予感。


そろそろ何かしらお知らせがあって欲しいものだわ。しかし、「カバ」、shamaの新譜、Lアルと、待つモノの多いシアワセな春なのだ。