Fashion&MusicBook いつかモンサンミッシェルで


今夜も「カバ」から新たな収録曲のお披露目があるのかなー♡と期待していたけど、それはナシ。前回に続き「カバ」から「I LOVE YOU」と「街」、そして「ラカチノトヒ」から「にひ」。


そうそう、前回のエントリーを書いた後発見したのだけど、「優しさを胸に抱いて」には既に2コーラス目があるのでは、という疑惑が。フジTVの公式サイトにあるコレ↓
http://www.fujitv.co.jp/LOVELOVE/tsuyoshi/tsuyoshi.html
んん?剛っさんはこれを忘れていたのか、それとも「今回書き直した」ということなのか。もう一度ラジオを聴き直すと、確かに2コーラス目が「ない」とは言ってない(でも「ない」というニュアンスがあるような・・)。ふむ、どちらにせよセルフカバーに歌われる「33歳の優しさ」は早く聴きたいものだ。


と、もう1点前回書き忘れ。「カバ」には1曲全くの新曲も入るらしい。どんな曲になるんだろうと思いつつ、「最近は、和楽器というかそういうのも意識しながら楽曲も作ってます」とのことなので、やはりshamanipponの世界の延長線上にあるようなものなんだろうか。


剛っさんの最近のマイブーム「フランス」の話の中で、モンサンミッシェルに行ったという話から、「モンサンミッシェルの修道院で和楽器のみを扱うオーケストラの演奏を聴いたら、音色がとても合っていて感動した」というメール。


私は以前から、モンサンミッシェルが元々は自然を信仰したケルト人の聖地だった→ケルトの神話と日本の古代神話の類似点→ケルトと天河を繋ぐ渦巻き文様、なんていうところにウットリしていた者なのだけど、本当にモンサンミッシェルというところは、その威容からだけでない不思議な引力のあるところ。西の文化の始まりのようなところで和楽器が聴けたなんて、なんてラッキーなお方。
そこに<教会にあるパイプオルガンは笙がルーツという説もある>という話など聴くと、遠く離れた東と西の文化がシルクロードを行き来しながら形を変え、様々な文化の中で洗練されていく様子が見えるよう。


そして、平安神宮ライブで私たちが聴いたのが、「西洋の現代の楽器と日本の古楽器で奏でる西洋のリズムを日本人の感性で歌ったもの」、と思うとなんだか遥かな気持ちになる。まさに時空を超えたトリップに私たちは誘われたのだ。
それをいつかモンサンミッシェルのようなところで聴いてみたい。古代から「天から差込む光」を表すと言われている笙の音は、海に浮かぶ西の聖地でどんな風に鳴るんだろう。パイプオルガンの音があたかも天上から降り注ぐようにつくられた教会の中で、剛っさんの音楽を浴びるように聴いてみたい。


しかし、<英語も面白いけどフランス語も楽しい。相当時間はかかると思うけど、言葉って急にスイッチが入ってしゃべれるようになるから。楽器と同じで>というお話には、涙目で「甘い」と一言申し上げておきませう。
どの言語もやっぱり最後は「暗記」。文法を覚えたらそれを応用するためにはボキャブラリーを増やしてゆくしかない。「話したい」という情熱を後押しできるのは、目からにせよ耳からにせよコツコツと覚えた「ボキャ」を覚えたり忘れたりしながらまたコツコツ吸ったり吐いたりするしかないのであーる。そこにはよく語学教材の謳い文句にある「ある時から急に」なんていう奇跡は滅多に起こらない。
「剛、がんばれよ!」「オマエもな!」「うっさいわ!」