冬コンお知らせ&Mステなどなど


「KinKi Kids 2013-2014」に日程が発表になりました。
ここまで引っ張った挙句の公演数1日減という何すんねーん!なこのかんじ。事務所に言いたいことは山ほどあるけど、さっき書いてたら芋ヅル式に次から次へ出てきて途中でウンザリしてしまったのでカット。が、とりあえずこれだけは叫んでおく。More KinKi, plea---se!


【日程】
  京セラドーム大阪:12月22(日)18:00・23日(月・祝) 16:00開演。
  東京ドーム:12月31日(火)、1月1日(水・祝) 17:30開演。
【FC会員チケット代金】
  8,000円。申込み手数料500円。1公演4枚まで複数公演申込み可。
【申込締切】
  11月13日(水)消印有効。 会員優先受付案内は11月上旬に発送予定。


そして、新堂本兄弟での「まだ涙にならない悲しみに」に続いて、Mステで「恋は匂へと散りぬるを」が披露されました。
「まだ涙に〜」はドキドキするくらいよかった。KinKi Kidsの声の生み出すグルーヴで、いつもちょっと気になる演奏の拙さも全く気にならない。あーもうこれこれ、このユニゾン!サビで伸びていくふたりの声がひとつになる瞬間、ナニモノにも代えがたい幸福感に包まれる。1年空こうが2年空こうが、このKinKi Kidsの声が帰ってくるならファンはいつまでも待つよ。


ドラマ仕立ての「まだ涙に〜」のMVは、高校時代の失恋の思い出と久しぶりに集まった軽音楽部の仲間たちとのセッション、少し甘酸っぱい作りになっている。でも皆の表情とか、再会を喜ぶだけではない、何か含みがありそうな気配。
それはストーリーの中では明かされないけれど、MVの最後にさりげなく映し出される海岸の場所を知って納得がいった。福島県いわき市の薄磯海岸、津波の被害に遭った場所だ。海岸線の防波堤の絵は、「薄磯 防波堤に花を」というプロジェクトで描かれたものだそう。http://togetter.com/li/332572
今回のシングルは「LOST LOVE」がテーマということだったけど、そこにはもうひとつの「LOST」が描かれていた。それを知ると、「幸せはね脆いものさ」という歌詞や、最後に元女子マネがかける「またね!」という言葉が急に切なく響いてくる。


そして、「恋は匂へと〜」。CGをふんだんに使ったMVは、桜の花散る中、華麗に歌い踊るKinKi Kids。二の句が継げないゴージャスさと絵にも描けない美しさは眩暈必至。演出した東弘明さんはSHAMANIPPON公式サイトのアートディレクションもした方だそう。
今回のシングルはカップリング曲も含めて「儚い」「脆い」といった「剛ワールド」な言葉がそっと置かれていたり、彼の世界観がかなり反映されているように思う。TV等のインタビューを読んでいても思ったが、KinKi Kidsとしては、「Family〜ひとつになること」の延長線上に生まれたもののような気がする。「Time」「変わったかたちの石」と少し方向性の模索を思わせたけれど、こういうPOPな曲の中にポンとさりげないメッセージを置くやり方は、ストレートにメッセージを叫ぶより心に残る気がして、とてもKinKi Kidsらしいんじゃないかと思う。
本来なら桜の花も近い3.11頃に出せたら一番よかったのかもしれないね。


Mステは・・えーとえーと、間奏のところでちょっと息が止まるような一瞬があって、その後の記憶がありません。KinKiファンやってると動体視力がよくなる気がします。ごほごほ。
さて、次はMusic Japanですよーっ。