平安神宮LIVE2013 初日


平安神宮LIVE初日、お天気は上々で京都は34℃の暑さ。台風が日本へ向かっているらしいけど、なんとかこのままあと2日間無事に公演が終わりますように。
「終わったー」の声からいつものごとくTwitterにはりついて、今日のレポを集めてみました。最後にセトリがあるので、ご覧になりたくない方はうまく避けてくださいませ。


それにしても、今年の平安神宮LIVE、個人的に好きな曲てんこ盛りのセトリでした。今回は「日本への祈り」というより、もっとパーソナルな「命への祈り」、という印象かな。剛さんにとって、命や愛を意味する特別な色、「赤」に身を包んでの「瞬き」では、マイクと一緒に赤い花を持って歌い、最後は感極まって声にならなかったとか。


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■半月の輝き下、ステージに張り巡らされた綱に下げられた風鈴が風に揺れる。


■オープニングは「Welcome to shamanippon」。平安神宮をスクリーンとしたプロジェクションマッピングとレーザーの光の演出が美しい。闇の中に浮かびあがる大極殿が息づくように動き、剛さんの目や四季の移り変わり、宇宙などが映し出された。


■衣装は、スタッズ、パール、赤いスパンコールが散りばめられた黒いショートジャケット、赤いTシャツ+ぴったりしたサテンぽい赤いパンツ+赤いスパンコールのベルト。白と赤のイヤモニ。左手の小指と薬指にネイル+赤グローブ。


■「瞬き」だけ声を正面からじゃなくて両横のスピーカーから出していたから、挟まれるように全身に伝わる歌声がすごかった。途中気持ちが揺れるところも、素直な感情が伝わった。


■「時空」では剛さんがキーボードを演奏。レーザーと紫のスモークともに少しずつシャボン玉が流れてきて、だんだん量が増えていった。剛さんを包み込むような光景が、何か薄いスクリーンを通して見ているかのような不思議な感覚。 


■『震災の日、曲を作ろうと思った。でも歌詞がでてこない、楽器を持っても出てこない。愛してるものから力をもらえると思ってたから悲しかった。だから僕は楽器を持つのをやめた。家族や仲間を心配した』


■『今回のテーマは「瞬」。時間と時間のあいだ。時間ではなく一瞬一瞬を大切に、考えながら動くこと。自分を守り、家族を仲間を守るために大切なことだと思ってる』


■『どんな辛いことや悲しいことがあっても、自分を見失わずに生きていくこと。その中でも支えあってひとつになること、これは昔の方が今の僕たちに教えてくれたことだと思う。だから今、僕たちも未来の方に、それぞれのやり方で伝えていかことがおつとめだと思ってる』


■『「瞬き」の歌詞の"スクエア"はディスプレイのこと。携帯やTVやパソコン、みんな知らず知らずに下ばかり見てる。それが悪いということではないけど、自分たちは今、真っ直ぐ前や上を見なきゃいけないと思う』


■バンメンさん紹介。「音楽を、ミュージックを、音霊を鳴らしてくれた仲間です」
スティーヴさん、十川さん、鈴木渉さん、平岡さん、Tigerさん、竹内朋泰さん、名越さん、SASUKEさん、小澤さん、かわ島さん。
「そして、軽快なトーク、堂本剛でした!うまくいけば、夢の中で会いましょう!」
20時40分頃ライブ終了。


<セトリ>
Welcome to shamanippon 〜くにのうた〜 I gotta take you shamanippon 〜Clap Your Mind〜 ラカチノトヒ〜縁-groovin' 〜時空〜赤いSinger 〜technologia - 意思〜瞬き(Piano ver.)〜TUKUFUNK〜 セッション


※ そういえば、会場でCD・DVDを買うと特製の剛さんポストカード(「一瞬一瞬を生きていたい」のメッセージ入り)がついて来るそーです。