「新堂本兄弟」 直太朗×KinKi 「フラワー」


一晩寝かせてみた。
昨夜の「新堂本兄弟」リニューアル1発目を一昼夜。


全体的にはとてもまとまってすっきりした印象。ガヤの人数は確かにこのくらいで十分なかんじ。新人のダルビッシュくんもイジりやすそうでよい。ゲストの方のリクエストでもうひとりのゲストが決まるというシステムも面白いと思った。
仲良しの直太朗くんがゲストということで、やりやすかったのもあるかな。「キミと呼ばれたい」ざわ太朗劇場へ剛さん乱入。TVに映らないところで、コーイチくんと「おまえ行けや」「イヤや、おまえ行け」みたいなやりとりが何度かあったらしいけど、こういう即興劇やらせると剛さんは異常な才能を見せる。ウットリ。このくらい毎回前に出てきて欲しいものだ。


そして、実はここが寝かせどころの「ベストヒットたかみー」。
今回から新メンバーのバック陣、引き続きいるのは浅倉さんと高見沢さんだけ(建さんはいない)。どうなることやらと思い固唾を呑んで最初の音を待つと・・・スカスカ。
なんだろうこれは。とにかく前と音の厚みの違いに戸惑う。イカ天(という素人バンド合戦があったんですよ昔)観てるみたい。ガールズバンドだから、そんな重厚な音は期待していなかったけど、リズム隊が弱すぎる。直太朗×KinKiの「フラワー」、3人の声の相性がよくて聞かせただけに、演奏の残念さが際立ってしまった。ぬぬ、ちょっとこれはあんまりぢゃないのねえきくちさん。


で、一昼夜気持ちを落ち着けてみた。
まず、百歩譲る。結成間もないバンドでまだ呼吸が合っていないのは仕方ない。今回の「フラワー」は3人のアコギがメインだからこんな音のアレンジにしたのかもしれない。普段彼女たちがやっている音楽のジャンルと違うからその戸惑いもあっただろうし、初回で緊張してもいたのに違いない。何にしろ、長年一緒にやってきた百戦錬磨のおじさまたちの音と比べるのはフェアでない。
だから、もう少し待つ。もう少し、きくちさんの決断を信じてみる。このタイミングでバック陣を変えたこと、彼女たちを選んだことに「予算」や「アイキャッチ」以外の理由があったのだ、といつか納得できることを信じて待ってみる。


今夜は「SMAP×SMAP SMAPはじめての5人旅スペシャル」があった。
ある日突然「旅」をプレゼントされた5人が、着替えも持たずに放り出され、ガイドブックを買い、レンタカーを借り、旅館を予約し、途中食事をするお店では撮影許可を取ったり、全て自分たちで仕切りながら大阪のUSJ〜有馬温泉へ。
これは最高に面白かった。まったく予期しないシチュエーションに放り込まれるから見えるメンバーの素顔。温泉に入った後、ホテル内のカラオケスナックで自曲をせっせと入れ、歌い、聴き、踊り、最後に号泣する中居さん(泥酔)に、爆笑しながらついもらい泣き。昨日観たナイナイ矢部さんの披露宴SPといい、長年共に闘い連れ添ってきた男たちの絶妙な関係に毎晩泣かされているわたくし。


何故だかここのところ、「J'J 」とかで若手を旅に出していると思ったら、国内だけどこうしてSMAPが旅に出たり、ジャニーズは旅企画流行り。
ええと、ここにも約二名、10年ほど箱に入ったままの「おうち大好き」な人たちがいるので、ここらへんでひとつまたサプライズをぶっ込んでいただけたら、と東の空にゆる〜く願を飛ばしてみる。