小喜利と平安神宮となら国際映画祭


《 平成24年 第24回 堂本剛 独演会 「小喜利の私」》


▼ 大阪の陣
大阪・森ノ宮ピロティホール
10月 4日(木)18:30 第一話
10月 5日(金)18:30  第二話
10月 6日(土)18:30  第三話
10月 7日(日)17:00  第四話
10月 8日(月・祝)17:00  第五話
10月 9日(火)18:30  第六話
10月10日(水)18:30  最終夜話


▼東北三小喜利
10月18日(木)18:30 福島県文化センター 大ホール
10月19日(金)18:30 仙台サンプラザホール
10月21日(日)16:00 盛岡市民文化ホール 大ホール


[チケット代金(指定・立見/税込)] 6,500円
◇第1回申込締切:8月24日(金)昼12:00まで


詳細は以下へ
[PCサイト]
 ⇒ http://www.jticket.jp
[携帯サイト]
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「平安神宮公演2012」9月14日(金)・9月15日(土)・9月16日(日)の告知がキターッと思ったら、またキターッ、今度は「小喜利」。
まさかの東京ナシの大阪7日間と東北3県のみ。今年は「西」にこだわるつもりか。剛っさん、奈良・京都・大阪と近畿圏を軽やかに進撃中。
今回の小喜利は何を話すんだろな。またそのうちアルバムが出そうだし、もしかしたら去年の紅縁会のように、そこでチラ見せもしてくれたりしたら嬉しい。あたしゃ参加できませんけどね、ええ。(涙)


しかし、この関西偏重はやっぱり奈良のためなんだろうな。地方のファンが京都や大阪まで来たら、絶対「聖地」奈良に足を伸ばす=また地域活性化のお手伝いができる。
そして、平安神宮ライブと河瀬直美監督がプロデュースする「なら国際映画祭」(公式HP http://www.nara-iff.jp/)の日程がまるっとカブっていることに気づいた!これは偶然だとしても、すごく嬉しい。私が喜んでもしょうがないのだけど、河瀬さんの映画祭にかける想いを聴いてしまったから(前エントリーをご覧ください)。この機会に訪ねた奈良で、偶然に河瀬さんの投げかけるメッセージに出会ったなら、きっと共感する剛ファンは多いと思う。shamanipponの期間に赤い服を着たお嬢さんたちが足しげく通ったカフェやレストランなどにも、そのポスターが貼られているそうだ。


今年のなら国際映画祭では、剛っさんにも縁薄からぬ奈良の十津川村を舞台にした作品も上映される。
この作品は、<なら国際映画祭が奈良を世界へと発信すべく、今後の活躍が期待される若手の映画監督を招き、奈良を舞台に地域の人々と共に映画制作を行うプロジェクト。今年発表する『祈-Inori』は、なら国際映画祭2010で最高賞"ゴールデンSHIKA賞"を受賞したペドロ・ゴンザレス・ルビオ監督が奈良県南部十津川村・神納川地区を舞台に撮りおろした最新作(映画祭公式HPより)>。
昨年の水害で甚大な被害を受けた奈良県南部にある十津川村。その美しい日本の秘境と呼ばれる地域で、大自然の中で強く助け合いながら暮らしている人々を描いたドキュメンタリーとのこと。以前、河瀬さんが撮った「たゆたふ故郷(http://nara.utsukushiki-nippon.jp/)」の中にも紹介されていた村のおばちゃんたちの笑顔が、そこでも観られるんだろうか。
※映画祭では、ペドロ・ゴンザレス・ルビオ×萩生田宏治×河瀬直美の3監督によるトークイベントもあります。詳しくは公式HPへ。


河瀬さんと剛っさんの感性は本当に似ている。奈良という風土に培われ、醸されて出来上がったそれは、しなやかでそして強い。河瀬さんはスティーブさんと仲良しだそうだから、どこかでとっくにご縁は繋がっているのかもしれないけど、やはり奈良という歴史を意識せざるをえない土地で育った人たちには、心に何か特別なアンテナが育つのかもしれない。前エントリーに記したロカルノでの対談の中にいくつも見慣れたキーワードを見つけるにつけ、その確信は強くなった。そして、今また改めて「美しい日本を思い出すこと」の大切さを想う。
<塵>という言葉を使った河瀬さんの「この世界はもう一度”あるがまま”を受け入れるべき」という発言と、<埃>という言葉を使った剛っさんの「ゼロのクリエイション」、表現方法は違うけれど、ふたりは間違いなく同じ未来を見詰めている。