「shamanippon−ラカチノトヒ−」発売!


今日は「shamanippon−ラカチノトヒ−」発売日。
そして、このアルバム発売がshamanipponの「ゼロ」地点だとすると、ここから「shama元年」が始まるんだなー、と思っていたところに、突然のFUNK - LOVE mail。待ちに待ったお知らせが舞い込んで来た。


『shamanippon theatre』5月下旬、奈良での公演に向けて、準備を進めています。
※公演スケジュール、チケット発売情報は、4月18日以降ご案内予定です。
 詳細発表まで今しばらくお待ちくださいますよう、お願いいたします。


ここまできてまだ焦らすか。
ま、でもここで経過報告を入れてくれたのは私にとってはよかった。これで大体のメドがついてやっと航空券が買える(涙)。っていうか、やっぱたまの帰国なので、他にも計画立てたいことあるし、ほんと困っていたのだ私は。「ひと」さんに直訴しよーかと思い始めていたところ。
しかし、ロングラン公演の(多分第一期分の)何十公演かを18日以降に発表し、予約抽選発送をたった1ヶ月ちょっとでやってしまうなんてちょっと驚き。焦らすだけ焦らして飢えは最高潮、こちらの思考回路が火を吹いてる状態での発売。考える時間は与えられない。なんという百戦錬磨のチケット販売法であろーか。それにアッサリ敗北するわたくしは、今度は財布が火を吹こうとも、できる限りの参戦をして帰る所存ですっ(泣)。


ところで、今回のキャパはどのくらいになるんだろうか?新幹線の通らない奈良という土地柄、東京と同じ集客はムリとしても、例えば500じゃペイしないだろうし(どんなものを建てるかにもよるけど)、1000くらい?ホテルを初め、地元への経済効果は大変なものになるだろうな・・とかつい大人は考えてしまうのだけど、実際これはとてつもない貢献だと思うわけです。近い将来奈良駅前に剛っさんの銅像(ケンちゃん連れた)が建つくらいの。


と、今夜はFMラジオで流れた剛っさんのコメントと、そこで流れた「ラカチノトヒ moon arrange」を聴くことができた。ほぼフルコーラスだったこの曲、めっちゃ好みのタイプかも。今風のアレンジがされているけど、ベースになっているのはNew OrderやDepeche Modeみたいなテクノ系のポップスじゃないかと思わせる、ヨーロッパの北の方の音がする。剛っさんはベルリンの空気の硬さや匂いを覚えているんだな、きっと。そういう音。


実は私は剛っさんの声はこういう音に一番合うのではないかと思っている。ブルースやジャズやファンクといった、ゴリゴリに人間臭い音楽が彼は大好きなのだと思うし、そこに乗せる彼の言霊はどんなジャンルの音楽であれ何も変わりはしない。
だが、彼の声質は無機質なテクノに乗せた方が、より濃くクリアにその輪郭や性質を浮き立たせる気がする。無機質な音だから際立つ、人の感情や声そのものの「生々しさ」や「やわらかさ」「繊細さ」「温もり」、そして「色気」・・。この印象は、アルバムを通してきちんと聴いたらまた変わるかもしれないれけど。