shamanippon くにの旗


22日から「平安結祈」の東北と沖縄での特別上映会が始まっている。


3月22日~23日會津風雅堂
3月26日~27日仙台サンプラザホール
3月31日〜4月1日岩手奥州市文化会館Zホール
4月5日〜6日沖縄コンベンション劇場


今日の仙台での上映会の途中、地震があった。岩手、宮城北部で震度5ということで心配したのだけど、しばらくしてTwitterのTLに「上映は無事終了」との短いツィートが躍った。地震が起きたのは、「Help Me Help Me」の途中。観客はしばしざわめいたが、すぐに「縁を結いて」が始まり、皆ほっとしたようにまた席についたそうな。なんだそのミラクル(涙)。
この東北上映会用には、本編上映後に剛っさんの特別コメントが添えられている。
「僕は今奈良にいます。故郷の奈良が大好きです。皆さんの大好きな故郷は、これから僕が想像する以上の大きな壁や困難を乗り越えていかなくてはなりません。故郷の未来を作れる皆さんは、強く、優しく、自分らしく生きてください」


衣装から、奈良のトークイベントの初日に撮られたものらしい。被災地での特別上映への気持ちをこういう形で届けたのはとても彼らしいやり方だと思った。


その奈良でのトークイベントで、shamanipponの「くにの旗」は公開された。Twitterで「ひと」さんをフォローしている方はいつも見ている彼のアイコン。それは筆でアバウトに描かれたものだけど、「なんだこれ?」と思っていたその絵が「くにの旗」だった。
普通の横長の白い長方形の下1/3が少し小豆色っぽい紅色、残りの白地の部分の左上に金色の丸というデザイン。「愛、人の力、生命・・生きる力」を表し、紅は輝く大地、白は新鮮な空気、金色は太陽なのだそう。どこかに空色が使われるかとも思ったけれど、考えたら白・紅・金という色は、旗が空にひるがえった時によく映える色なのだ。


大地の紅、というのは「真朱」のことかな、と思った。
いわゆる古代から伝わる大和色のひとつで、辰砂と呼ばれる天然の石から採れる「あか」い色。古来大陸から伝わったもので、水銀(丹=赤)質の土壌の奈良でもその石が採れ、薬・塗料・染料・顔料などに使われた。ネットのカラーチャートなどでも簡単に探せるが、その当時使われていた色については諸説あるらしく、黒味のある赤〜紅がかった朱〜黄味のある紅、のような様々な色が出てくる。その中に小豆色っぽい深紅もある。これは少し色褪せた鳥居の朱色、といった風情。どこか懐かしいようなその深い紅色が、やはり奈良の大地の色のイメージなのかもしれない。
※ちなみに薬は、陀羅丹(尼)と呼ばれた。奈良の有名な薬・陀羅尼助の名はここから来ている。


その他にも、剛っさんの考えたゆるキャラ「hitosama」、「岩清水くん」の公開された。岩清水くんは澄んだ清水のしずくに足が生えたかんじ。hitosamaはなんと形容していいか不明。基本的に驚いた顔をしていて、鼻が「ひ」、手が「と」の形になっている。。わかんないわな、この説明じゃ。(汗)


奈良のタンクでも、E☆Eの「サンカク」みたいにいろんなキャラクターグッズが販売されるのだろうけど、正直私は「ふつうよし」プリントのTシャツとか手ぬぐいとかなら買いたいなーと思うんですけどどうでしょうね、JEさん。(と、担当さんをコーナーに追い詰める)
あと、タンクに奈良のいろんなお店を集めて物産展的なコーナーを作ってくれたら嬉しいなあ。地元経済に貢献もできますけど、どうかしらん。ええ、土産物も全部そこで買おうというコンタンです。