紅縁会@奈良県新公会堂


今日は剛っさんのトークショー、別名「紅縁会」(こうえんかい)@奈良県新公会堂でした。
500席という小さなキャパの会場でもあり、受付け作業はかなりスムースに運び、何のトラブルもなかったとのこと。今回も小喜利の時のように「お土産」つき。ポストカード大の「ふつうよし」シール。「ふつうよし」「みんなありがとう」という筆文字と自画像。これがめっちゃ脱力系で可愛い。


今日の会場は能楽堂。http://www.shinkokaido.jp/noh.html
それも意識したのか、ちょっと和のテイストの入った黒ベースの衣装に白い足袋。これは、白が清浄の象徴であり、能舞台や弓道場、土俵などの神聖な場所は白足袋着用でなくては上がってはいけない、というルールがあるため。そんな場所を初日の会場に選んだのは、とてもSHAMANIPPONの行事っぽい。(笑)
その舞台に置かれたテーブルの向こうに彼が胡坐をかいて座り、持ってきたiPadを繰りながら新しいアルバムのこと、SHAMANIPPONのことなど1時間ちょっとのトーク。私が一番知りたかった「ライブ日程」については全く触れられなかったとのことで、ちょっとガッカリながら、アルバムの曲については歌詞を読み上げたり、かなり詳しい話が聞けたとか。
以下Twitterに流れてきたもので、印象深かった彼の言葉をいくつか。


『SHAMANIPPONのテーマは過去に置き忘れたものを取りに行き、一緒に未来へと戻ること』
『宗教家になりたいわけじゃない。宗教は「こうしなさい」って言うけど、僕がしたいのは自分をもつ、意思をもつということ』
『ジャニーズってだけで偏見を持つ人がいるけど、もし違う事務所だったら、今こんな事はしてないと思う。ジャニーズでいろんな経験をしてきたからこその「今」』


また、『アルバムのTVCMへの出演をしてもらったお笑いのCOWCOWと杉ちゃんが撮影の翌日R−1で優勝準優勝を獲得』というミラクルな話まで飛び出し、とてもリラックスした様子の剛っさん。最後には、『またこういう機会を設けたい。メディアを通すとどうしても全てを伝えることができない。だから、直接皆さんに自分自身の言葉で伝えたかった』という言葉もあった。


こうして大きなイベントごとに、彼の口から彼の言葉で、誰のフィルターも通さない話が聞ける私たちファンは幸せだ。どんなに良心的なメディアがどんな丁寧に取り上げてくれても、そこに「編集」というフィルター作業が絡むとどうしても小さな「誤差」が生まれてしまう。その怖さ悔しさをよく知っている彼だから、こうまで生で向き合うことにこだわるんだろう。


彼が今回、奈良→京都→東京という順でこのトークショーをするのは、日本の都が移っていったその順番どおりに東京へ上がって行きたかったからなんだそう。
明日はまた、奈良。