平安神宮公演2011<平安結祈>


 ****** 平安結祈 heianyuki
     この国の未来のために。いま、平安神宮の空に、結ぶ祈り *******


2011年9月に京都・平安神宮にて開催された「堂本剛 平安神宮公演2011」のライブ映像を、全国の映画館にて限定特別上映することが決定!


□ 実施期間 : 2/24(金)〜3/11(日)
□ 実施劇場 : 全国TOHOシネマズほか
         ※劇場詳細は1月23日以降TOHOシネマズHPにて告知
□ 上映時間 : 約70分(予定)
□ 鑑賞料金 : FUNK-LOVEメール会員前売り価格 2,200円(税込)
一般前売券 2,300円 当日 2,400円
★ 前売券ご購入の方には、オリジナル・スペシャルチケットをご用意! 
※実施劇場・前売券申込方法等の詳細は、1月末日までに発表


<以下、報道記事まとめ>


 昨年9月4日に行われたKinKi Kids 堂本剛(32)の京都・平安神宮ライブが、「平安結祈 heianyuki」として映画化されることが20日、分かった。ライブ映像の映画化は、ジャニーズ事務所の所属アーティストで初めて。


 手掛けた堤幸彦監督(56)と剛は、97年の映画「金田一少年の事件簿 上海魚人伝説」以来のタッグとなった。タイトル「平安結祈」を剛が考案した今作は、堤監督によるカメラワークや編集を取り入れ、レーザー光線などで照らし出された仏閣を背に「美我空」などを熱唱する姿を収録した新たなライブ映像として完成した。


 剛は「日本の幸せ、世界の幸せを祈りながら舞台に立たせていただきました。純粋に生きることの大切さを伝えたくて、その思いで音を奏でさせてもらったら、僕自身も久しぶりに涙があふれました。この劇場上映を見ていただければ、自分の知らなかった自分が現れると思います。堤監督には、何一つ飾っていないありのままの自分を撮っていただきました。ぜひあの日の、あの場の空気を劇場で感じてください」とメッセージを添えた。


 堤監督は「物語ではなく、より堂本剛個人の人間性に触れられる“音楽”での仕事ができたことがうれしかった」と話している。


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今も鮮やかに記憶に残る9月2〜4日のあのライブ。大型台風12号が関西方面へゆるゆると進む中、2日は奇跡的に決行されたものの、3日は強風のためやむなく中止となった。その時点で彼の故郷奈良や和歌山、特に少し前に彼がNHKの番組「ココロ見」で訪問した十津川村や熊野那智神社が大きな被害を受けるなど、台風の猛威をふるう様子が報道され続けており、4日のステージでは「縁を結いて」の途中感極まった彼が落涙する姿が見られた。


古代から人々にとって祈りの場であった吉野から熊野に続く道。その土地が大きな傷を受ける姿は、なにか人間の傲慢さによって起きた自然破壊の罰を、神々が引き受けることで人間に警告を訴えているかのような印象を受けた。


その天の涙のような雨の中で言葉をこぼす彼の姿が、<平安結祈 heianyuki>という彼自身のつけたタイトルの下、ひとつの物語に編み上げられたこのフィルム。映画館の大きなスクリーンで観ることで、彼の祈りだけでなく、あの日の風や雨の匂いまで、より鮮やかに感じることができることだろう。ファンだけでなく多くの方たちに観て感じて欲しい。


堤監督のブログによると19日に彼との対談があったようだ。どの媒体へのものかはまだ不明だが、そちらも楽しみに待ちたい。