Nijiの妖精


平安神宮の3日間が終わったー、と思ったらもうすぐ「Nijiの詩」発売日。本当は7日だけど、フラゲすれば6日に入手できるってことかな。てもう明日じゃないのっ。
うらやましい・・・。(涙)


ところで、東京の何箇所かに登場した「Nijiの詩」のアド・ボード。7人の剛っさんの競演する、初回A盤のジャケットと同じもの。
どの剛っさんも、よく見ると可愛い帽子を被っている。どれも植物がモティーフっぽくて、花や葉っぱでできた帽子を被る妖精たち、コロボックル、「アリエッティ」の世界のように見える。七変化なのは「虹」だから?色白な顔がなんとなく月の精みたいにも見えて神秘的。
メイクも施されてはいるけど、彼の顔はフォトショップ(写真加工ソフト)かなにかで手が加えられているようで、特に輪郭はほっそりと中性的なイメージが強調されている。ちょっと見ただけだと彼とは気がつかない人もいるかもしれない。「BARFOUT!」っぽいクールなアートワークが彼らしい。


「アリエッティ」はまだ観ていないけど、予告編を観た時なんだか懐かしいかんじがした。昔はコロボックルが主人公のアニメもあったし、佐藤さとるの絵本とか、そんな話が沢山あった。わりと最近では高野文子のマンガに「東京コロボックル」というのがあって、若いカップルの家に住んでいるコロボックル女性のフツーの生活が面白かった。
70年代には森永のチョコ「ハイクラウン」についてたフェアリーカードってのもありましたね。ググってみたら、描いたのはイギリスの画家でシシリー・メアリー・バーカー(1895〜1973)。当時「ハイクラウン」は高級チョコだったので、たまにしか買えなかったけど、カードの美しさに惹かれてせっせと集めたっけ。イギリスは昔から妖精にまつわる伝承の多い土地だから、ファンタジー系の物語が多いのかな。スピリチュアル系の研究も盛んだし。


ところで、ある朝ウチのツレアイが言った。「昨夜、”妖精”を見たよ」。
「寝言は寝てるときだけ」と言う私に、「いやっ、あれは夢じゃない!」と言い張る。
彼が夜半にフと目を覚ますと、私の寝ている脇の窓に何か淡く光るものがある。何かと思って目を凝らすと、それは白い雲のようなもので窓の隙間(窓は閉まってたんですけどね)からふわ〜っと入って来ている。そしてその雲の中に「小さなサンタクロース」がいたというのだ。白い髭であの赤い衣装を着た、身長20cmくらいのそのコロボックルサイズのサンタは、リアルに人間の形をしていて、彼が見ているのには気づかない様子で家の中をキョロキョロとしばらく見渡していたと思うと、またすうっと消えた。
「なんで私を起こさないのよー、ずるいー」と怒ると、「だって声を出したらサンタが驚いていなくなると思ったから」。コロボックル・サンタ、もしくは妖精、のようなもの。私も是非見てみたいものだわ。特に奈良方面からの妖精さん歓迎♪