那智の滝


昨夜からずっと、横尾忠則の「導かれて旅」という本を読んでいて、ん〜、やっぱ熊野に行って那智の滝が見たいなー、剛っさんが「正直しんどい」で行ったのはいつ頃だっけ?と何気にググったら、なんと!昨日剛っさんを那智の滝で目撃した、という情報を発見!いやもう必然ですよ、ひ・つ・ぜ・んっ。(大興奮)


その方によると、どうやらNHKの撮影だったようで、那智山青岸渡寺の如法堂で滝を眺めながら住職さんと話をしていたとか。また「ココロ見」のような番組なんでしょうか。あの時は吉野、そして今度は熊野とどちらも修験道の聖地ですが、神は私に修行をせよとおっしゃっているのかしらっ。


横尾忠則は、当時(今もかな?)滝の絵を憑かれたように描いていて、この那智にもある晩見た夢に導かれてやってきた、と言う。彼は那智の滝をこんなふうに描写している。
< ・・・落下する滝を見つめていると突然左右の岩肌が急上昇しはじめた。もちろん目の錯覚だが決してそう思えない超自然現象を目の当たりにしているように見えるのだった。また落下する水の形状は何頭もの白竜が次から次へと滝壺に飛び込んでいくようにも見えた。さらに滝背後にあるたくさんの岩はまるで滝行の修行者の群のようにも見える。落下する竜や滝行の修行者すべてを内に抱えるようなこの那智滝は、巨大な女陰の形体とも一致しているのにふと気づき、ぼくは思わず驚嘆の声を発してしまった。大自然が創造した女陰の滝壺に真逆さまに落下する滝は、まさに男女結合の図以外の何ものでもなかった。 >


・・なるほど。さすがゲージツ家の感性は違う。剛っさんは何を語ったのかしらん。NHKのその番組が放映になった暁には剛っさんのコメントと比べてみたいものです。(汗)


BOOK OFFで100円で5冊ほど買った横尾忠則の本、すごいカッ飛んでて面白い。仏教ベースの彼の生活そのものがもう超自然現象。輪廻転生を語りながらUFOを呼び、金星人と話をする画家の描写力には、「トンデモ」と切り捨てるには説得力がありすぎて、読んでる方も浮世を忘れていいトリップができます。


ところで、剛っさんの「十人十色」の東北での追加公演、先週ラジオで、
「ファンの皆さんの間で、東北地方のファンの方を優先して入れてあげたい、というツィートなどあるようです。最善を尽くしてシステムを作ろうと思ってますが、それだけでは補えない部分もあるので、どうぞファンの方同士で、東北の皆さんがひとりでも多く会場に入れるよう協力し合ってください」
という彼のコメントがありました。
もし余分なチケットをお持ちの方、申し込んだけど都合が悪くなった方などいらっしゃれば、オークションなどに出さず、是非東北のファンに回していただけたらいいなあと思います。
よい縁は巡ります。巡り巡ってそしていつか返ってきます。それを信じて。