音楽の日


「ボクの背中には羽根がある」
「フラワー」
「Family」
昨夜の「音楽の日」生放送、いい選曲でしたねー。またまた踊るKinKiも観られました。


被災地から招かれた観覧者、20代〜40代くらいの女性が多かったようですが、ふたりを見る目が熱かった。ファンかどうかは別として、それぞれにKinKiの歌に重なる思い出があるんだろうなと思うと、このイベントに参加したふたりに「よかったね」と声をかけたくなる。
大切な人を失くしたり、思い出のつまった家を失ったり、アルバムなんかも流されてしまった方も多いんだろうと思う。
でも、人の記憶はなくならない。それどころか失ったものが大きいだけ鮮やかに蘇るものもあるんじゃないだろうか。その彼らの懐かしくいとおしい記憶の後ろに聴こえてくるのが自分たちの音楽だとしたら、それはアーティスト冥利に尽きるのじゃないかなと思ったりする。


そして「Family」。この詞は剛っさんがナマズのように何かを察知して書いたんではないかと思えるほど、3月のあの日からの傷をひきずる人々への「癒し」の曲となったと思う。あの場で歌えたことはふたりにとって、そしてこの曲にとっても本望なことだったように思う。


それにしても昨夜のコーイチくん、少し髪を切ったのと、あの涼しい目が見えるスタイリングになっていたせいか、剛っさんもかすむほどいやに麗しかった気が。お肌もやけにきれいだったし。
「恋でもしてるんじゃないのぉー」って、セクハラおやじか。


ところで、夏も本番。暑さもこれからピークを迎えるわけですが、「家庭内電気消費量の中でエアコン(冷房)が占める割合はたった2%」という記事を見ました。
それによると、今の大画面高画質のテレビというのは昔のブラウン管式のテレビの数倍電力を消費するものであり、その1台のスイッチを切ればエアコン2台分の節電になるのだそうで。へ〜〜〜。
だったら、もしまだブラウン管式の古いテレビを物置かなんかに取っておいてあるお宅は、それを引っ張り出してきて地デジ化にはチューナーを取り付けて対応する、というのが今の状況下ではベスト、ということになるのかな?


実はウチは未だツレアイが独身時代に買ったブラウン管式のテレビを使ってます。私も彼もあまりテレビを観ないし、ニューテクノロジーにも興味がない、テレビとしては多分長生きの部類に入る彼がなんとなくいとおしくもある、ってことで、今もリビングにはあの厚ぼったい箱型のテレビがで〜んと鎮座しレトロな雰囲気をかもし出しています。
そっか、知らずにウチは節電してたんだ。そうなると「ぼちぼち」なんて思ってた買い替えが躊躇されるじゃありませんか。うーむ。


今夜は女子ワールドカップ決勝ですが、このレトロなテレビの弱点は今式の横長のあの画面設定のみを念頭に置いた番組=主にスポーツ番組では両端が見切れてしまうんですねー。去年のワールドカップでは画面の端に出ていたスコアが半分見切れてちょっとイラッとしました。(笑)今夜はどうかな〜。