がんばれニッポン!


明日は女子ワールドカップ決勝ですねー。なでしこジャパン、優勝なるか。タコと象は「日本勝利」と予言したそーですが。
決勝開催地のフランクフルト、天気はイマイチかもですが、開催国ドイツは準々決勝で日本に負けたのでドイツ人の心情としてはその日本に勝って欲しいとこではないかと思われ、現地応援団の後押しが期待されます♪
正直、全然興味ありませんでしたが(笑)、ここまで来ると応援しなくちゃという気にもなり、じっくりTV観戦したいと思います。


しかし、最近は欧州サッカーチームでプレーする日本人(男子)選手が増え嬉しい限りです。スターが抜けたJリーグは大変でしょうが、海外のトッププレーヤーたちにもまれて精神的にも成長した選手たちは、次のワールドカップで必ずやその成果を見せてくれるはず。
以前、中田がぺルージャでプレーし始めた頃(なんか大昔みたいだけど98年のことです。大昔か)ミラノにACミランvsペルージャ戦を思わず観に行ったことがあって。すごいっすよ、セリエA。選手はもちろんだけど、ファンも大マジだもの。ミラン側の席だったんだけど、私が座るなり周りのおっさんたちが「日本人だぜ」と囁き合うのが聞こえ、中田がパスをカットされたりゴールをミスったりするたびに私に向かってドヤ顔、腕を突き上げて見せるおっさんとかいて、ほんとどんだけマジやねんイタリア人。そのくらいちゃんと働け。


当事は日本人と見れば「ナカータ」でしたが、今は「ナガトーモ」なのかな。
長友はどうでもいいけど(笑)、彼と仲良しらしいスナイデル(オランダ代表ですね)が前回のワールドカップに於いてわたくしのフェイヴァリット(はぁと)だったので、今度はインテル戦を観にゆきたいのですが、ウチのツレアイはサッカーに全然興味ないので説得するのはムズカシーかも。ちっ。


ところで、剛っさんの「十人十色」東北追加公演の詳細が発表されましたね。


◆ 9/16(金) 18:30〜 <福島> 會津風雅堂
◆ 9/17(土) 18:30〜 <宮城> 仙台サンプラザホール
◆ 9/18(日) 16:00〜 <岩手> 奥州市文化会館 Zホール
<チケットは1枚3000円。申込みはJticketにて8月1日13時まで>


ってことですが、仙台3DAYSとかと思ったら福島、岩手も周るんですね。正直、勇気ある選択だと思います。最近また地震も多いし、福島の放射能問題も一体どの情報が正しいのか結局わからない状態だし。
それでも現地で待っているファンを勇気づけに行く剛っさんは強い人だと思います。


こちらでも、特に小さな子供のいる日本人のお母さんたちは、放射能の状況がはっきりするまで里帰りを見合わせている方が多いようです。子供たちはその影響を受けやすいそうなので、敏感になる気持ちはよくわかります。
私は楽観的なのもあり、あまり気にはなりませんでした。もちろん実家が福島から遠いこともありますが、こんな風に普段遠くに離れて暮らしていて、だんだんと年老いてきた両親と一緒にいられる残り時間を考えると放射能のことなんかどうでもいいっていうか、潜在的な危険とそれは天秤にはかけられないと思いました。


よく思うのは、例えば自分が百まで生きたとする。でもその時には自分の愛する人たちは皆亡くなってもういないわけですよね(私は子供がいないので余計に)。それは一体幸せなのかどうか。
同じように、例えば(ここで言霊スイッチはオフ)日本が沈没してなくなってしまったが、私はここで生き残った。それは一体幸せなのかどうか。
「否」、です。年を取ってみて、今日本がこういう状況に陥ってみて、リアルにこう自分に問うてみたわけですが、そんな風に大事な人たちを失って本当にひとりぽっちになってしまったら、「生きる」ということに私はそれほどの幸せを感じられないと思うんですね。
本当は今だからこそもっと日本に長く居たいと思いました。私は私自身で選んだ人生がこちらにあるという現実もあるので、かえってそんなことを強く思ってしまうのかもしれませんが。


そんなわけで、とにかくみんな、がんばれニッポン!