SMAPにしかできないこと


昨夜のSMAP×SMAP生放送を観る。
SMAP、私でもさすがに存在は知っていたものの、個人的には何の興味もなかったんで、「ふ〜ん、すごい人気者なんだな」くらいの認識だったけど、今回これを観て彼らの「お茶の間浸透度」みたいなものが実感としてわかった気がした。彼らはほんとうに「大衆のアイドル」なのだね。
その手垢がついた感じが鼻についたりもしたけど、こういうときにはその手垢がつくほど愛された者にしかできないことがある。
今回のジャニーズのチャリティーイベント、リーダーシップを取るのは彼らしかいないんだと思った。


生放送の中でキムタクが、「夜飛行機から見る東京は今までと違って暗い」というようなことを言ってたね。できればずっとそうであってほしい。節電って意味で。


ヨーロッパではどこの国でも原発推進派はすっかり息を潜めて、反対派がここぞとばかりに廃止に向けて大プッシュ中。
フランスでアンケートを取ったら「反対派」が70数%で過半数を大幅に超えた。去年のアンケートでは80%以上が「賛成」だったのに、だ。近隣の国にも電気を売っているほどの原発ビジネスをしてるフランスだからやはり不安に思う人も多いのだろうと思う。(日本が55基に対し59基を所有)


今まであまり考えたこともなかったけど、ツレアイに聞いたら原子力発電がこれだけ増えたのは、電力を安く簡単に作れるからなのだそうで。最初の設備投資にはお金がかかるけど、一度動かしてしまえばその原子炉を動かすための燃料など必要経費の他はたまのメンテナンスくらいで済むから、比較的安い料金で供給できるし、電力会社も儲かる。
だから、もしこれで日本の原発が廃止もしくは大幅な縮小などになり、外国から電力を買う&代替の例えばソーラー発電、水力発電などにかなりの部分を頼らざるを得なくなった場合、電気代は間違いなく上がる。
そうなったらもう「今しばしの我慢」だけじゃ済まないわけで、要は、次の選挙で原発反対派に投票する=ずーっと節電をしていく意思表明であり、国民には本気の生活習慣の転換が求められることになる。


ただ、電力会社がやたらと日本のあちこちに原発を作ったのは本当にそれだけの電力が必要だからではなく、ビジネスと政治が複雑に絡み合ってるからだという話もあり、今回福島を廃炉にしても必要最低限の電力は十分まかなえる、なんてウワサもある。
ここらへんはデマに流されずじっくりと情報を収集する必要があるけど、それでも今まで電力会社は官僚の大口天下り先だったわけで、この件に関しては政府の発表とてしっかと眉に唾して聞かねばならん気がする。


あーあ、お気楽な「剛ヲタブログ」をやるはずだったのが、震災以降どんどん「おばはん怒りのブログ」になってきてるようで怖い。
日本では「いいとも」も再開されたそうだし、少し空気が和らいできているのかな。
ソメイヨシノも開花し始めたそうですね♪