今ジャニーズファンにできること


今、ネットでチラッと見かけた櫻井翔くんのNews Zero内でのコメント「個人的にボランティアに行ったり、物資を寄付は迷惑。唯一確実なのはお金を出すことです」。(本当だと思うけど、私は観てないので正確でないかも)


そうなのだ。こういうとんでもない非常時に於いてもまだ日本人は「金で支援」というのをどこか躊躇しているように見えて仕方がない。
みんな「何かしたい、何かしたい」と言うけど、今一般人のできることは募金しかない!今の時点で現実的に被災者のために一番役に立つのはとにかくお金なのだ。
何かしたい!と思ったら、ジャニーズファンは櫻井くんの言うことを信じて募金をしてください。


いろんな芸能人が呼びかけて義援金募金運動が広がっていますが、どこに寄付していいかわからないという時は日本赤十字を勧めている人が多いようです。コンビニ等にある機械で簡単に募金ができるのと、手数料がかからないこと、ダイレクトにお金が届くところなどがその理由のようです。
この「はてな」でもポイントなど使った募金が可能です。 http://q.hatena.ne.jp/1299983208
日本赤十字 http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002069.html


でも、私は今でもLady GaGaのやり方がジャニーズをはじめとするアーティストにとっては一番集金力がある方法だと信じる。だからこそ、「お金を送るより心を届けたい」的な日本的なアプローチに苛立ちを覚える。
もちろんチャリティー活動やイベントを開くアーティストたちの心意気は買う。買いまくる。尊敬する。
が、「歌手だから歌で」というのには、「そんなカッコつけてる場合か?」という気がしてしまうのも確か。それならGaGa嬢のように、自分が有名であること、多くのファンがいることを目一杯利用し、メッセージを込めたグッズを売ることで手っ取り早い集金をしつつ、チャリティーイベントを計画することだってできるわけで。(彼女は48時間で25万ドルを集めてくれた!)


こうしたグッズを買うことによる寄付は小額でも、ファン(特に自分では大きな金額の寄付ができない中学生とか若いファン)にとっては被災者そして社会のために協力ができた喜びになり、それを身につけることでアーティスとの繋がりもより強く感じられる。そしてその全額を寄付することで結果的にアーティストも嬉しい、しかも事務所のイメージアップにもなる。
こんなに八方丸くおさまる話も少ないと思うのだけどね。特に普段悪名高いJ事務所などにとっては。


でも、冒頭にも書いたけど、こういう方法って日本人のメンタリティに合わないのかな・・。スラムダンクの作者の井上雅彦氏が、自分の描いた絵をポストカードにして売り出すと言ってるのが、一番近いアクションかもしれない。


それにしても仕事で櫻井くんが出てきた他、ジャニーズのタレントからは公にはなんのコメントもない(ファンクラブ会員向けにはあったそうだけど)ってどうよ!事務所の意向ってやつなんだろうが、なんだかなあ。