「TU FUNK TUOR 2015」@大阪城ホール


今日は剛さんの「TU FUNK TUOR 2015」の初日。今回のツアーで一番大きなホール公演とあって、いろいろと驚きの趣向が!(笑)
以下、Twitterで拾ったレポでまとめました。



■ 衣装は全て白。ティアドロップ型のサングラス、パンツ、ジャケット、ラメベスト、ノースリーブ(黒い鳥のプリント)、インナーは唯一黒のタンクトップ。靴も白のルブタン。レモンクォーツのネックレス。


■ メインステージから張り出す数メートルの花道〜センターステージ。センターステージの中央に50㎏ほどのクリスタルと、ステージ正面にも大きなものが2個。(剛さんの私物もあった模様)


■ メンバーはなんと総勢21名のBIG BAND!(敬称略)
<ギター>竹内、清水、ボブソン、剛
<ベース>KenKen、多聞
<キーボード>SWING-O、十川
<ドラム>豪太、DUTTCH
<ブラス>かわしま、ルイス、小沢、SASUKE、鈴木圭(新メンバー)、佐野聡(新メンバー)
<パーカッション>スティーヴ
<コーラス>オリビア、恵子、Tiger、カオル


■ MCに入る前
剛「ああどうぞ座って下さい、座れるもんならね」「どうぞどうぞ座って下さい、僕は立ってますけど」
客⇒笑いつつガン無視して着席


■ 「こういうビッグバンドでファンクをやるのが僕の夢だったんです。やれて本当に嬉しいけど、思った以上にうるさい(笑)」
■ 「日本のミュージックシーンでもこれだけ大所帯でやってるの珍しいですから。ジャニーズでも初です、もちろん。あ、確認しときますけど僕ジャニーズ事務所なんで。ちゃんとYOUいいね!って言われて入った人ですから」
■ 「またTUよしが大きい会場でできるようにみんな応援してね!」


■ クリスタルを『いしちゃん』と呼び、「おいしそう」と。
■ 「魂サイダー」の時、アルバムジャケットのクリスタルで目元を隠すポーズをペンライトを使って皆にやらせ、「鰯の大群みたい!!!(笑)」。「なにこれーー!FUNKやなぁ!チョー無駄な時間!!」。大爆笑の剛。
■ 剛先生による鉱物についての長いレクチャー及び奈良の天川村でしか採れないレモンクオーツの自慢。世界で唯一渦巻き状の気泡ができるそう。
■ 「FUNKは適当にやっているようでいて、とても緻密に作り上げる理数系の音楽である」


■ アンコールでスタンド前列と後列のあいだの通路をあの芸者さんのお面をかぶったスタッフが押すトロッコで周る剛。
■  「道があったんで。あのチープな乗り物に乗ったらモテますか?って聞いたらモテますって言われたんで」


フリーセッションでは・・・
■ ギターをクリスタルをピック代わりに弾く剛さん!
■ 剛さんにベースを奪われたKenKenが、手持ち無沙汰に右往左往。ドラムやらなんやらイジった挙げ句、最終的にタンバリン。
■ 剛さんが豪太さんのドラム叩いたり、KenKenのベース弾いたり。 剛→KenKenベース、KenKen→豪太ドラム、豪太→DUTTCHドラム、DUTTCH→スティーヴ太鼓と楽器を交換。
■ セッションでドラム叩いてる剛さんのそばで豪太さんがタオルで汗ふいたりマッサージしてあげたりしていた。
■ 竹ちゃんがトランペットを演奏。
■ アンコールを長いセッションで終わらせるはずが、更にアンコの拍手が起きて、もう1曲セッション。
■ 「本当にみんなどうもありがTU!」で、22時15分終演。


<セットリスト>

Tu FUNK
I gotta take you shamanippon
天命さん
Clap Your Mind
Chance Comes Knocking
Blue Berry
(MC)
FUNKY PANTIES
EENEN
いとのとち
人類の此処
(MC)
魂サイダー
愛 get 暴動 世界!!!
恋にも愛にも染まるような赤
Heart Disc
これだけの日を跨いで来たのだから
(アンコール)
赤い鼓動のHeart
いま あなたと 生きてる
FUNKがしたいんだ どしても
session1
session2


            ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


21人の大所帯BANDを剛さんもバンメンさんたちもえらく楽しんだ様子。海外のFUNKバンドの映像など観ると、ステージにやけに沢山人がいる、あのかんじか。でも、大阪城ホールくらいの大きさがあって成立するものだと思われ、他では観られない貴重なものだったのかも。
しかし剛さんのソロでグッズにペンライトがあるとか、トロッコで登場とか、お手振りまでしてたとか、KinKiコンのセルフパロディーのようでもあり、つい笑ってしまった。しかもお面をつけたスタッフの押す人力トロッコと聞くとまるで小喜利の演出みたい。Shipで会場を練り歩いたあの「散歩」とはかなりニュアンスが違いそうで、やけに楽しそうなのだ。(トロッコ上の本人あまり楽しそうでなかったという声もあり(笑))


それにしても、今日のレポを読んでいて驚いたのは、ソロのMCで「ジャニーズですから!」と笑いを取ったいう部分。
彼はよくインタヴューなどで、「ジャニーズだから、とミュージシャンの方との共演を断られたり、色眼鏡で見られた」ことを悔しかったエピソードとして語っている。それはもう過去の話、ということか。今はお互いに信頼し合える仲間がいるし、何より「もうそんなことは言わせない」という、ひとりのアーティスト、ミュージシャンとしての自信を手に入れたんだろう。まだまだ様々な障害はあろうが、ジャニーズであるということのアドヴァンテージを今一番感じているのも剛さん本人だと思う。


「愛を歌うのも恋を歌うのも、どちらも自分」。彼の中でソロとKinKiの活動を隔てていた壁がいつしか氷解していく。「TU」を聴いていると、そんな風にどんどん自然体に還ってゆく剛さんを感じるのだ。
ああ、早く生声を聴きたい♡


SWING-OさんがFBにUPされたレポ・・http://jazzmaffia.exblog.jp/21954087/