「shamanippon -ラカチノトヒ-」予約♪


嬉しいお知らせに今日も浮かれっぱなし。早速、「shamanippon -ラカチノトヒ-」を実家の近くのCDショップで予約。
もちろんアルバムごと全部楽しみではありますが、特に心躍るのは初回A盤についているインスト曲ばかり8曲を集めたCD。
ここでもいつも騒いでいるけど、私は彼のインスト曲が好きで好きで。言葉の意味や響きは聴き手をインスパイアーするものである半面、時に想像力に限界を与えるものでもある。そこから解き放たれて自由に自分の想像力を彼のつくりあげた世界に遊ばせることができるのは、本当に楽しい。それはつくり手である彼とて同じことと思う。しかも嬉しいのは昨日の告知の中にこんなコメントもあったこと。


《 テクノ・エレクトロ世界やプログレッシブ要素の入ったInstrumental CD、そして世界各国のクリエイターとコラボレーションをし、Instrumental8曲全てに映像を制作したDVDなど盛りだくさん・・ 》


テクノ・エレクトロもプログレッシブも、以前から剛っさんが好きでよく聴いていると言っていた分野。70年代のプログレから80年代のテクノ、なんて剛っさんの口から出ただけでワクワクしてしまう。とんでもなくいろんなものが複雑に融合した細密画のようなプログレ世界の構築は凝り性の剛っさんにはきっと刺激的だったと思うし、そのデジタル版とでもいうべき、何重にも音を重ねてつくり上げるテクノ・エレクトロの世界もまた同様だろう。


ビジュアルも刺激的なようだ。先日は「平安結祈」の中でSHAMANIPPONの告知として流されたもの(国歌?)は以前「社会見学」のDVDでつくっていたあの曲、しかもビジュアルがずいぶんと洋風だったというのを聞いて、「縁を結いて」のMVのような純和風を想像していたので驚いてしまった。
映画を観た方が描いてくださったイメージでは、イタリアの「コメディア・デッラルテCommedia dell'arte」という仮面を使った即興喜劇の「アルレッキーノArlecchino」というキャラクターのスタイルによく似ていた。アルレッキーノというのはフランス語にするとアルルカン。ピカソの絵でも有名なサーカスの軽技師のことだ。水玉模様だった剛っさんの衣装とは違い、こちらは菱形、三角形(!)モティーフの柄ものの衣装+猫の仮面で現れる。(wikipediaのArlecchinoの項でその姿が見れます。ググってくださいませ)。我らが国王さまの方がはるかにラブリーなれど、そこに原型が少し見えるのでは。
仮面はよく見えなかったという方が多くてどんなものかよくわからないけれど、これまでの彼の言葉やアートワークから考えると「日」か「月」を模ったもののような気がする。。
この告知画像、もしかしてアルバムの初回B盤についている「”shamanippon 〜くにのうた”のMV」として完全版が観られるのかしらん。めっちゃCool!と聞いて是非観たいものだと思うのだけど。映画終了とともにお蔵入り、なんてことがありませんように。。。


しかし、「平安結祈」、今日も各地で満席。この週末も都内は渋谷・六本木は既に満席とのこと。いくら小さいスクリーンに移ったとはいえ、このまま一日一回上映だけでもいいから、ロングランできないものかと思う。twitterに流れてくる一般の音楽ファンの方の絶賛の声など聞くと、もう少し時間があれば口コミで人が集まりそうな気がする。こういう時は「ジャニーズの」「アイドルの」という彼についたイメージが本当にもどかしい。観たら目からウロコな方も沢山いるはず。


ああ、とりあえず「春」が来ることがわかったから、あとはライブの告知のみ。しばし昨日届いたものすごい量の情報を燃料に妄想をふくらませて楽しもうと思う。私はまっことザンネンながら関係ないけど、今月中にトークショーもあるし。でも今回このトークショーも場所がわからない、時間も「夕方の回」「夜の回」と超曖昧。建国だって「春」としか知らされてなかったし。普段至れり尽くせりの情報にドップリ浸かっている身にはなんともええ加減な気がするけど、まあこれも「のんびり行こうよ。古代人のように」ってことなのかな。


でも、国王さま、現代のニッポンには決算期というのがあって、この時期は大変なのです。なるべく早く国民に詳細をお知らせいただきたいと。。